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ワインはお好きですか? この記事をご欄になっているあなたはきっとワインを飲むことは大好きな方、ワインに対して興味を持っている方だと思います。ようこそ魅惑的なワインの世界へ!

しかし、「何を選べばよいのか、自分の好みは何なのか、自分でもわからない」「ワインは難しい」「どう伝えれば自分にピッタリのワインを探してくれるのか知りたい」・・・こう思っている方、多いのではないでしょうか? 実はこう思っている方が、意外にも大勢いらっしゃいます。

しかし、決してワインは難しいものではありません。この記事を読みながらワインについて楽しく美味しく勉強しましょう。

 

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ワインと言って避けて通れないのがフランス。

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フランスワインの中でも重要な言葉「ブルゴーニュ」と「ボルドー」。この2つの言葉はそれぞれ有名で高級なワインが数多く手掛けられる地名です。

まずはこの2つの地名で手掛けられるワイン「ブルゴーニュ」についてから勉強スタートです。

いろいろ飲んだけどやっぱりブルゴーニュ。

ワイン愛好家のほとんどが「最後にはブルゴーニュワインに帰ってくる」と言われます。

白ワインの代表的なぶどう品種シャルドネ、赤ワインの代表的なぶどう品種ピノ・ノワール。この品種においては世界最高峰、聖地と呼ばれます。

「いろいろ飲んだけどやっぱりブルゴーニュ」「世界中のシャルドネ飲んだけど、やっぱりブルゴーニュ」こういう方、多いです。

ブルゴーニュ地方は、北はディジョン(マスタードで有名ですよね。)から南はリヨン(フランス第2の都市)まで南北に伸びています。そこにディジョンから北西に100キロの場所に位置するシャブリ地区も含まれます。

甘美なおいしさに魅了された人物「ナポレオン一世」

ブルゴーニュにある一つの村「ジュブレ・シャンベルタン」。ここで手掛けられるワインをこよなく愛し、当時、遠征前には必ずここを訪れ遠征先まで持参した人物、その人こそ「ナポレオン一世」です。

まだ若かりし時代、ブルゴーニュの北部「コート・ドール」に駐屯したナポレオンはその味わいに感動。特に特級(グランクリュ)のシャンベルタンをこよなく愛し、生涯その他のワインは口にしなかったとさえ言われています。

連戦連勝で皇帝にまで上り詰めその絶頂を迎えましたが、ナポレオン最後の戦いとなったイギリス・プロセインの連合国と戦ったワーテルローの戦いでは、この戦いに臨むにあたってそれまで必ず飲んでいたシャンベルタンをこの時は何故か飲まなかったそうです。

これだけも知っているとちょっと自慢できる・・・かも。

 

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決定的に違うワインの造り方

ブルゴーニュでは、赤ワイン、白ワインそれぞれ一つのぶどう品種だけで造られます。

赤ワイン用としての主要ぶどう品種は、ピノ・ノワール

※例外①
ブルゴーニュ地方南部のボージョレ地区で主に造られる品種ガメイが存在します・・・。そう! ボージョレ・ヌーヴォーが特に有名ですよね。

白ワイン用としての主要ぶどう品種は、シャルドネ

※例外②-1
ブルゴーニュ全域で造られる品種アリゴテが全生産量の6%を占めます。

※例外②-2
このアリゴテはカクテル・キールの正式なレシピに用いられる白ワイン品種です。

※例外③
シャブリ地区のすぐ隣にオーセロワ地区があります、そこではソーヴィニヨン・ブランが造られています。

家族経営でコツコツと

ぶどう造りからワイン醸造、熟成、瓶詰めまでを一貫して行う生産者のことをこの地方では「ドメーヌ」と呼び、これは領地、所有地という意味です。ブルゴーニュでは家族経営で手掛けているところが多く小規模になってきます。

ワイン生産者と聞くと「カッコいい」と思いがちですが、他の食べ物を造っている農家さんと何ら変わりません!

畑に格付け

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フランス各地域それぞれに格付けというものが存在しています。フランス全体で約400あり、その400のうち約100個がブルゴーニュに集中しています。

フランス全土におけるブルゴーニュ地方のワイン生産量は僅か5%なのにも関わらず、それは何故でしょうか。

それは、他の地域では格付けを「村」レベルまでを主に行っているのですが、ブルゴーニュに関しては「畑」レベルまでを一つ一つを「地方名(レジョネル)」「村名(コミュナル)」「一級畑(プルミエクリュ)」「特級畑(グランクリュ)」と細かく格付けしているからなのです。

 

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味わいの特徴

「ブルゴーニュ:赤ワインの特徴」

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色が薄く鮮やかな紅色、赤紫色のような色合いで、イチゴ、フランボワーズ、チェリーの香りだけでなく、バラやシナモンの香りもほんのりと、鮮烈で発散型です。

口当たりさらり、チャーミングできれいな酸、渋みは穏やかで繊細で凛とした味わいです。

「ブルゴーニュ:白ワインの特徴」

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クリアーなレモンの色合いでレモン、青りんご、パイン、グレープフルーツのような香りだけでなく、バターのような香りもあります。エレガントで繊細な酸、ミネラル、芳醇でコクのある果実味です。

正直、初めて飲む方は「酸っぱ!」「薄っ!」と思う方が多いかも。だけど、飲み続けていくうちに、その香りとふくよかな味わいの虜になりますよ。

ブルゴーニュワインの特徴 まとめ

1.ブルゴーニュワインはボルドーワインと並ぶワインの聖地
2.ナポレオンが愛したワイン、それがブルゴーニュ
3.白はシャルドネ種から、赤はピノ・ノワール種から造られる
4.ワイン生産者は農家です!家族経営でコツコツと
5.畑につけられた格付け、グランクリュが一番高価
6.飲み続けていくうちに、その香りとふくよかな味わいの虜になります

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