アルゼンチン、サンフアンワイン特徴

50000haの葡萄畑のあるサンフアンはアルゼンチン第2位の葡萄栽培地域です。アルゼンチンを代表するワイン産地で日本へもワインが輸出されています。

葡萄畑はアンデス山脈とピエ・デ・パロ山脈の間に広がっており、サンフアン州は湿度が低く温暖な気候とアンデス山脈の氷河の水で灌漑(かんがい:農地に外部から人工的に水を供給すること)される土地に恵まれ、良質な葡萄が栽培されています。

リーズナブルなものから高品質なワインまであり、白ワインではシャルドネ、セミヨン、ピノブランが有名です。赤ワインでもシラーを始めカベルネソーヴィニヨンやメルローなどから高品質なワインが生産されています。

産地としては赤ワインより白ワインの方が多く生産されています。そんなサンフアンの地で造られるワイナリーをご紹介したいと思います。

 

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ボデガス・カリア

アルゼンチン、サンフアンワイン特徴2

アルゼンチン第2の栽培面積を誇るサンフアンの最も重要な産地の一つトゥルムヴァレー。標高630m以上で、シラーズの名産地として知られています。

この地で活躍されているパン氏が築き上げたワイナリーがボデガス・カリア。(ボデガスとはアルゼンチンでワイナリーを指す言葉です)

アルゼンチンでワイン造りの最大の魅力は低生産コスト。この強みを武器に葡萄を栽培、収穫し最新の醸造設備を使用したワイン造りでより良いテロワールを表現しており、本格派ワインをリーズナブルな値段で世に送り出しています。

設立から約5年、カリブブランドは急成長を続けアルゼンチンでも最も成長を続けるブランドです。

現在ではイギリスで販売量1位アルゼンチンワインのブランドを生み出し、ワインコンクールで金賞を受賞、世界第4位のシラーとして評され、サンフアンワインの名を世界に広げたと思います。

 

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ボデガス・カリアのシラーズ

アルゼンチン、サンフアンワイン特徴3

ボデガス・カリアから出ているワインでとてもリーズナブルなお値段で出ているワインを一つご紹介。【カリア・アルタ・シラーズ・マルベック】お値段も1000円以下で売られており、テーブルワインとして十分に楽しめるワインかと思います。

シラーズ種70パーセント:マルベック種30パーセントをフレンチ&アメリカンオーク樽で熟成したワイン。干し葡萄やチェリーのノーズとプラム。甘くソフトなタンニンを持ちふくよかな口当たりです。

もう一本は、【ボデガス・カリア マグナ マルベック】デキャンター・ワールド・ワイン・アワードで金賞を受賞するなど海外からも高い評価を得ています。

深い色合いを持ち、香水のような豊かな香りやジューシーな赤系果実のフレーバーが漂い、奥行きある味わい、熟成も期待できるワインです。

このワインのシリーズは、イギリスでスーパー向けに立ち上げたブランドのシラーズがUKアルゼンチンシラーズのシェア第一位になるなど、ワイン愛好家に愛されるワインを生み出しています。

最後に

日本ではあまり知られたはいないですが、サンフアン州はアルゼンチンで第2位の栽培面積を誇り、とても重要な地だと思います。まだまだ未知的で良いワインも沢山あるエリアだと思いますので、皆さんも良いワインを探索してみては!

 

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