アルゼンチン、サルタ州ワイン特徴

アルゼンチンで思い浮かぶのは私の世代ですとマラドーナ!サッカーではないでしょうか(笑) しかし実は世界の中でもアルゼンチンは有数の産出国でもあるのです。

南米大陸の南半分、371万kmの国土を持ち、西に連なるアンデス山脈、大西洋に面した長い海岸線、広大な牧草地、森林があれば乾燥した砂漠地帯もある多種多様な自然と地形のある国です。

アルゼンチンワインは、アンデス山脈の麓に葡萄畑があり、ワイナリー数は約1300個で世界第5位の生産量を誇り、自国内での消費も世界第7位の消費国です。

また、約20年の間にワイナリー数が15倍、ヨーロッパの醸造家、コンサルタントの進出でアルゼンチンワインが見直され輸出額は約680億円ともなるのでホント凄いですよね。そんなアルゼンチンワインをもう少し詳しく見てみたいと思います。

 

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アルゼンチンワインの産地

アルゼンチンの主要なワイン産地は標高が高く湿度が低いため、他国の葡萄畑に影響を与える害虫、菌類、かび、他のブドウ病害の問題にほとんど直面していません。

そのおかげで低農薬または無農薬で栽培することも安易であり有機栽培ワインでさえも安易に生産出来る事ができます。ただし、法律の関係上アルゼンチンで承認された有機栽培ワインがそのまま日本で有機栽培ワインと名乗ることは出来ません。

アルゼンチンの有名な産地として挙げられるのが、メンドーサ州・サルタ州・サンフアン州・リネグロ州があります。各州魅力のある優良なワインを生産しています。今日はその中でサルタ州をピックアップしてみたいと思います。

サルタ州とはどんな所?

アルゼンチン、サルタ州ワイン特徴2

サルタ州はアルゼンチンの北にあり首都はサルタになります。アンデス山脈の麓、標高1152mのレルマ谷に位置しています。

気候は温暖で乾燥しており、年間降水量は756mm、平均気温16.4℃となります。サルタはワインだけではなくビールでも有名で、【サルタビール】として世界各国に輸出されています。

サルタの繁華街はワインバーがたくさんあり、サルタ地方の伝統的な踊りのショーを見ながらサルタワインを楽しむことができます。

因みにこの踊りはタンゴとその土地の踊りが混ざったような感じで、衣装もカウボーイ風で可愛い牧畜が盛んな土地柄ならではという雰囲気だそうです。

ボリビア側の国境の町、タリハではワインが盛んに造られており、アルゼンチン側国境のサルタも同じ土壌と気候条件を有しているためワイン造りに適したテロワールを持った土地です。

 

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サルタ州で造られるワイン

サルタ州の代表的品種であるトロンテッス種はアルゼンチン白ワインのエースとして、世界的に通用する品種として評価が高いです。

サルタにミチェール・トリノというワイナリーがあり、いつでも見学させてくれるそうでよく冷えたトロンテッスの酸味とコクがあるワインを試飲させてくれるそうです。

アルゼンチン、サルタ州のワイン まとめ

アルゼンチン、サルタ州ワイン特徴3

ワインというと高級で気取った感じとイメージされる方もいるかも知れませんが、アルゼンチンのサルタ州ではカウボーイ姿で踊ってわいわいと飲んで楽しむ感じから、ワインと楽しんでいる感じがします!

サルタはビールもありワインもありまた、忘れてはいけないのが、雲への列車と言われる観光地がある州です。沢山の魅力がある街【サルタ州】世界は広いなと感じさせてくれるのもワインに興味が持てたからかも知れません。

 

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