オーストラリアは新世界を牽引するワイン生産国です。世界第6位の生産量を誇る、シラーズの赤やシャルドネ、セミヨンの白が有名で素晴らしいワインを産出しています。
約60%が乾燥地帯で葡萄栽培が行われるのは主に、南部、南緯31~43度の地域。特に南東部と南西部は温暖な地中海性気候に恵まれ、土壌においても水はけも良く葡萄栽培に適した特性を持っています。
オーストラリアワインの歴史は200年ほどで、面積が15万ヘクタール生産量は約960万hlもあります。今回は新世界のオーストラリアについて詳しく見てみようと思います。
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クイーンズランド州で造られるワイン
オーストラリアは広大な土地から造られるワインには、様々な特徴をもたらします。
主な生産地として
【クイーンズランド州】【ニューサウスウェールズ】
【タスマニア州】【西オーストラリア】
【南オーストラリア】【ヴィクトリア州】
が挙げられ、今回はクイーンズアイランド州をピックアップしてみましょう。
【クイーンズランド州】
サンシャイン州で知られるクイーンズランド州は、海水浴、砂浜、美しいビーチで有名で、オーストラリアで2番目に面積の大きな州、大陸の1/4を占めています。
南オーストラリア州、ニューサウスウエールズ州、ヴィクトリア州の3州でこの国全体の96%のワインを生産せていると言いますので、一般的には未知なワインかもしれません。
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葡萄の木が植えられたのは100年前のことでわりと近年に植えられ、この地はワイン用の葡萄が栽培されるとはあまり知られていませんでした。熱帯地方に近く、質の高い葡萄を栽培するには熱すぎると思われた為です。
しかし内陸部の標高の高い地域においては比較的冷涼な気候で、火山性の土壌に恵まれた良質な土地だと分かりました。
クイーンズランド州のワイン業界は、何年もかけながら大きく成長し、現在では1500ヘクタールを超えています。
主な葡萄品種として、シラーズ、カベルネソーヴィニヨン、グルナッシュ、などを用いた赤ワイン、シャルドネやセミヨンを用いた白ワインが造られます。
クイーンズランドで2000年に設立されたワイナリー【シロメ】には赤のスパークリングワイン、シラーズスパークリングなどもあります。シロメのワインは、瓶内二次発酵を行った「シャンパーニュ方式」で大切に造られています。
他の製法とは違い、独特の風味にまろやかさが加わりきめの細かいシルクのような泡を持つワインとなります。赤のスパークリングは日本でも珍しいので、大切な方に出せば喜ばれるのではないでしょうか!
新世界!オーストラリアワイン まとめ
今回は新世界、オーストラリアワインについて書いてみました。クイーンズランド州で造られる赤ワインのスパークリングとか世界には魅力的なワインがまだまだあります。
そんなオーストラリアワイン、次回はニューサウスウェールズ州のワインを紹介したいと思います!
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